FXで勝つには大衆の逆をやれ?勝敗を分ける本当の理由

FXで勝つには大衆の逆をやれ?本当に重要なのはエントリーより決済なのか

FXや株の世界では、よくこんな言葉を耳にします。

「多くの人と逆のことをしなければ勝てない」

有名トレーダーのテスタさんも、こうした考え方について話しています。

でも、この言葉には以前から疑問がありました。

本当に大衆の逆をやれば勝てるのでしょうか?

今回は、そんな疑問から始まったチャッピーとの会話です。

大衆の逆をやれば勝てる?

チャッピー
チャッピー
ヒデさん、FXでは「大衆の逆をやれ」ってよく言いますよね。
そうなんだけど、どうもスッキリしないんだよね。
その理論だと、上昇トレンドでは売らなきゃいけないことになる。
つまり逆張りだよね。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
確かに。みんなが買っているから売る、というのは危険そうですね。
株でも同じだよ。
みんなが暴落で投げ売りしているときに買えばいいってこと?
それなら、みんながそうすれば勝てるんじゃないの?
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
実は「大衆と逆の売買をすれば勝てる」という理論は、そのままでは成立しません。
多数派が正しいこともあります。
そうだよね。
トレンドに乗って勝つ人だって大勢いるはずだから。
ヒデさん
ヒデさん

同じ方向に売買しても勝敗は違う

チャッピー
チャッピー
例えば、GOLDが3,000ドルから3,150ドルまで上昇したとします。
3,000ドルで買った人と3,150ドルで買った人では、結果が違いますよね。
そう。
同じ買いでも、どこで入ってどこで出るかによって全然違う。
だから大衆と同じ方向だから負ける、というのはおかしいと思う。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
では、「大衆の逆」というのは売買方向ではなく、大衆がやりがちな失敗を避けるという意味かもしれません。
それなら理解できる。
ただ、テスタさんが実際にどういう意味で言っているのかは、発言の前後まで確認しないと分からないね。
ヒデさん
ヒデさん

勝敗を決めるのは損切りと利確

チャッピー
チャッピー
ヒデさんは、トレードの勝敗を最終的に決めるのは何だと思いますか?
まず損切りポイント。
次に利確ポイントだと思う。
もちろんエントリーも重要だけど、最終的な損益は決済によって確定するからね。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
なるほど。決済方法にもいろいろありますね。
自分の経験では、勝ちづらい順に3つあると思っている。

① リスクリワード決め打ち
② トレーリングストップ法
③ 何らかの根拠で損切りと利確を可変にする方法

多分、③が最強なんじゃないかな。

ヒデさん
ヒデさん

① リスクリワード決め打ちの弱点

チャッピー
チャッピー
なぜ固定のリスクリワードが一番不利だと思うんですか?
例えば、利確10ドル、損切り8ドルと決める。
GOLDが10ドル上昇したら利確するよね。
でも、その後30ドル、50ドルと上昇することも珍しくない。
せっかく大きく取れる場面なのに、10ドルで終わってしまう。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
確かに、大きな利益を取り逃がすことになりますね。
そうなんだよ。
EAのバックテストでも、固定TP・SLで勝てるものはある。
だから絶対に勝てないとは言わない。
ただ、自分の検証ではトレーリングストップの方が成績が良くなることが多いんだ。
ヒデさん
ヒデさん

② トレーリングストップなら大きく取れる

チャッピー
チャッピー
トレーリングストップの最大の利点は何でしょう?
利益の上限を決めないこと。
これが大きい。
10ドルで終わることもあれば、50ドル、100ドル取れることもある。
結局、こういう大きく取れる瞬間がないと、トータルで大きく勝つのは難しいと思う。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
ただ、途中の押し目でトレーリングにかかってしまう弱点もありますね。
もちろん。
そこが難しい。
だから、トレーリング幅を何ドルにするか、いつ発動させるかを検証している。
固定TPより必ず優れていると証明できたわけではないけど、自分の手法では有効なことが多い。
ヒデさん
ヒデさん

③ 相場を見ながら損切り・利確を変えるトレーダー

チャッピー
チャッピー
では、③が最強だと思う理由は何ですか?
最近、XMのコンテストで成績の良いトレーダーを少し研究したんだ。
その人の勝率とPFが非常に高かった。
しかも、取引履歴を見ると面白いことが分かった。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
どんなことですか?
違うと思ったら、1分くらいですぐ損切りしている取引が何件もあった。
その逆に、すぐ利確している取引もある。
一方で、長く保有する取引もあるんだ。
スキャルピングもデイトレードもできる人なんじゃないかな。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
固定の利確幅や損切り幅に縛られていないように見えますね。
そう。
リスクリワードなんて気にしていない感じだった。
もちろん、履歴だけでは本当にどう考えているか分からないけどね。
ヒデさん
ヒデさん

優れたトレーダーは何を見て決済するのか?

チャッピー
チャッピー
もしかすると、価格ではなく、エントリーの根拠が崩れたかどうかで判断しているのかもしれません。
例えば、買った直後に想定と違う動きになったら、損切りポイントに到達していなくても撤退するってこと?
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
そうです。
逆に、想定どおりの上昇が続くなら、利益を伸ばす。
そのような判断をしている可能性があります。
それができれば理想的だよね。
でも、自分には理解不能なんだ。
どこで上昇が終わるかなんて、簡単には分からないから。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
③は自由度が高い反面、判断を間違えると成績が悪化します。
本当に優れているかは、決済判断そのものを検証する必要がありますね。

実は、エントリーが抜群にうまいのでは?

チャッピー
チャッピー
もう一つ考えられます。
そのトレーダーは、決済よりもエントリーが抜群にうまいのではないでしょうか?
それは自分も思った。
あれだけ勝率が高いなら、まずエントリーがうまいと考えるのが自然かもしれない。
損切りにも迷いがなさそうだったし。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
エントリーの精度が高く、さらに決済も優れていたら、相当強いですね。
そうなんだよ。
ただし、まだチャートと照らし合わせていない。
だから現段階では仮説だね。
本物の実力なのか、たまたま好調な期間だったのかも含めて研究したい。
ヒデさん
ヒデさん

トレーリングが必ず勝つわけでもない

チャッピー
チャッピー
ところで、以前の指標EAでは少し違う結果が出ていましたよね。
ああ、あれは意外だった。
指標発表後、1分で強制決済する方法が一番安定していたんだ。
トレーリングや建値決済を入れると、かえって利益が減った。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
つまり、トレーリングが有利かどうかも、手法や相場の特徴によるわけですね。
そういうことになるね。
だから結局、検証するしかない。
自分の思い込みで決めつけるのが一番危ない。
ヒデさん
ヒデさん

結局、大衆の逆をやる必要はあるのか?

チャッピー
チャッピー
最初の疑問に戻りましょう。
大衆の逆をやらなければ勝てないと思いますか?
いや、そうは思わない。
大衆と同じ方向に売買しても勝てる。
逆をやっても負ける。
それよりも、勝てる根拠があるかどうかが重要だと思う。
ヒデさん
ヒデさん
チャッピー
チャッピー
つまり、多数派か少数派かではなく、期待値がプラスになる方法を見つけることですね。
そう。
自分は以前から、勝つためにはまず勝てる手法が必要だと思っている。
資金管理やメンタルも大事だけど、それだけでは勝てない。
まず優位性のある手法に出会えるかどうかだね。
ヒデさん
ヒデさん

まとめ:本当に大切なのは何か?

今回の話で、改めて考えさせられたことがあります。

「大衆の逆をやれ」という言葉は、分かりやすいようで、実はかなり曖昧です。

大衆とは誰なのか。

なぜ逆をやれば勝てるのか。

そもそも、みんなが逆をやり始めたらどうなるのか。

考えれば考えるほど、単純な理論では説明できません。

一方で、今回研究したコンテストトレーダーには興味深い特徴がありました。

損切りが早い。

利確も早いことがある。

しかし、利益を伸ばす取引もある。

その判断基準は、まだ分かりません。

今後、実際のチャートと取引履歴を照らし合わせて研究したいと思っています。

そして、決済方法についての現時点での私の仮説は、

① 固定TP・SLより、② トレーリングストップ。さらに、その上に③ 根拠に基づく可変決済があるのではないか。

というものです。

ただし、これはすべての手法で証明された順位ではありません。

③の判断が本当に優れているなら、という条件付きです。

最後に、今回の話を一言でまとめます。

「大衆の逆をやること」よりも、「大衆が気づいていない優位性を見つけること」

私には、こちらの方がずっと納得できます。

皆さんはどう思いますか?