フィボナッチの「1、1」は卑怯じゃない? 数字遊びから始まった僕のFX論
FXの世界には、さまざまなテクニカル分析があります。
フィボナッチ、トレンドライン、ダブルトップ……。
どれも有名ですが、本当に相場で通用するのでしょうか?
今回は、フィボナッチについての素朴な疑問から、僕自身のEA開発や資金管理の考え方にまで話が広がりました。
フィボナッチの「1、1」は卑怯でしょ(笑)
1、1、2、3、5、8、13……と続く数列です。
フィボナッチ数列って知っていますか?
最初の「1、1」は卑怯ですよ(笑) なんで最初から1、1なんですか?
ちょっと待ってください。
元々はウサギの繁殖を考える問題で、最初の条件が1組だったからです。 ちなみに、最初の数字を変えても、一定の条件では隣り合う数字の比率が黄金比に近づきます。
(笑)
宇宙の物理定数なんかも、都合が良すぎると言われていますよね。 不思議なのは分かるんですよ。 でも、だから何? はぁ? って感じです(笑)
いや、最初から数字遊びだなと感じました(笑)
テクニカル分析は本当に効くのか?
では、FXのテクニカル分析についてはどう思いますか?
でも、ない時もありますよね。 ダブルトップなんかも、あると言われればあるし、なかった時もある。 ただ、トレンドラインなんかは綺麗に決まっている時がありますよね。 あれは、トレンドラインを意識している人が大勢いるからなのかなと思います。
確かに一理あると思います。
では、綺麗な上昇トレンドラインを見たら、そこで反発すると考えますか?
多くの人が同じラインを意識して売買すれば、実際に反発する可能性はありますね。
どちらかと言えば、綺麗な上昇トレンドだなと見ますね。
僕はトレンドの初動が好きだった
では、大きな陰線が出たら、トレンドが終わったと判断しますか?
機関投資家が動いたのかな? とは思います。 どちらかと言えば、一時的な下落かな。 でも、実際には分かりませんね。
難しい質問ですね。
では、何日くらい下落したらトレンド転換と判断しますか?
いやぁ、段々と分からなくなってきました(笑) 改めて考えると、僕はトレンド攻略ってよく分かっていないですね。 むしろ、トレンドが生まれ始めるところを狙うのが好きなんです。
長い目で見たら4日くらいですかね。
初動を狙うのは、大きな利益が期待できるからですか?
別に少額の利益でも、勝ちは勝ちですから。
いや、確率的に勝率が高いと思うからです。
少額の勝ちを積んで、たまに大きく取る
なるほど。では、具体的にはどんな利益の取り方を目指しているんですか?
そしてEAを作るんです。 勝率が高くて、建値付近の決済で少額でも利益が残れば、それでいいんです。 大きく伸びることを期待して、たまに大きく勝てる。 少額の勝ちを積んで耐えて、たまに大きく取る。 これです。
まず、チャートを見て勝率が高そうなところを探します。
ただ、大きな損失で利益が消える危険もありますよね?
小さな利益を積み重ねながら、大きく伸びるチャンスを待つわけですね。
だから損切り幅はテスターで検証します。 最大利益に近くて、さらにドローダウンが小さいところを選びます。
そうです。
バックテストの最高成績は信用しすぎない
では、バックテストで一番利益が大きかった設定を選ぶんですか?
過去の実績で異常に利益が取れていただけかもしれません。 いわゆる「たまたま」ってやつです。 だから、ベストスコアより数段下の方が安定した結果が出るのでは? と思っています。
いや、突出しているのは意外とやばいです。
過去の相場に合わせすぎる過剰最適化を避ける考え方にもつながります。
最高利益よりも、周辺の設定でも安定していることを重視するんですね。
最大利益だけ見ていてもダメなんです。 利益が大きくて、ドローダウンが小さい。 僕はそのバランスを重視しています。
そうですね。
未来なんて誰にも分からない
では、1年間勝っていたEAが突然負け始めたら、手法の寿命だと思いますか?
どちらとも言えます。 まず、すべてのトレーダーは未来が分かるはずがない。 機関投資家でさえもです。 ならば、どうするか? とりあえずトレンドではなく、自分の証拠金のドローダウンと相談ですね。 相対ドローダウン30%までは続行です。
これも難しすぎます(笑)
では、30%に達したらEAを完全に諦めるんですか?
または、やめちゃってもいいです。 ただし、監視は続けます。
まずはロットを極端に落とします。
EAには復活する可能性がある
そのEAが再び勝ち始めたら、再稼働させますか?
まだ諦めるのは早いです。 GOLD相場、世界情勢、金融市場。 いろんなものを見ながら判断します。
もちろん、また再稼働させます。
では、これまで完全に見切りをつけたEAはありますか?
相場のクセが変わって使えなくなったEAも、まだ保存しています。 でも、めちゃくちゃ連敗した経験がありますからね。 今度また使うかと言われれば、どうかなぁ……という感じです(笑)
見切りはつけていませんね。
まとめ:僕は未来を当てたいわけじゃない
今回の話をまとめると、相場の理論を信じるよりも、実際の値動きから仮説を立て、EAで検証することを重視しているんですね。
フィボナッチの話から、ずいぶん遠くまで来ましたね(笑)
僕は未来を当てられるとは思っていません。 チャートを見て、勝てそうなところを探す。 EAにして検証する。 勝てるなら使う。 勝てなくなったら資金を守る。 でも、手法そのものを簡単には諦めない。 そんな感じですね。
そうですね。
今回、改めて自分の考えを整理してみると、僕は「トレンドを攻略する」というよりも、相場のクセを見つけて、そのクセが通用する間に利益を積み重ねたいのだと思います。
そして、未来が分からないからこそ、バックテストと資金管理が必要になる。
フィボナッチの「1、1は卑怯じゃない?」という話から、まさかここまで話が広がるとは思いませんでした(笑)
でも、こういう対話から自分でも気づいていなかった考え方が見えてくる。
それが面白いんですよね。
※この記事は個人のトレード経験と考え方を紹介するものです。バックテストの成績は将来の利益を保証しません。また、相対ドローダウン30%は筆者個人の運用基準であり、安全性を保証する数値ではありません。





