MT5スマホ版でトレーリングストップは使える?自動で利益を追いかける方法

MT5スマホ版でトレーリングストップは使える?自動で利益を追いかける方法

MT5のスマホアプリを使ってトレードしていると、

「トレーリングストップを使って、利益を自動で追いかけたい」

と思うことがあります。

例えばGOLDを買って、その後価格が大きく上昇した場合。

普通のストップロス(SL)は設定した価格に残ったままですが、トレーリングストップなら価格の上昇に合わせてストップロスを引き上げていくことができます。

しかし、ここで問題があります。

MT5のスマホ版には、PC版MT5のようなトレーリングストップ機能がありません。

この記事では、

・トレーリングストップとは何か
・MT5スマホ版でできること
・スマホで利益を追いかける方法
・EAを使って自動化する方法

について解説します。

トレーリングストップとは?

トレーリングストップとは、価格が利益方向へ動いたときに、ストップロスを自動的に追従させる機能です。

例えば、GOLDを4,500ドルで買ったとします。

その後、

4,505ドル

4,510ドル

4,515ドル

と上昇していった場合、通常のストップロスは最初に設定した位置のままです。

一方、トレーリングストップを設定しておけば、価格の上昇に合わせてストップロスも自動的に引き上げることができます。

つまり、

「利益を伸ばしながら、確保した利益を守る」

ための決済方法です。

MT5スマホ版でトレーリングストップは使える?

結論から言うと、

MT5スマホ版単体では、PC版のようなトレーリングストップを設定することはできません。

スマホ版MT5では、保有しているポジションに対して、

・ストップロス(SL)
・テイクプロフィット(TP)

などを設定・変更することはできます。

しかし、価格の動きに合わせてSLを自動的に移動させる「トレーリングストップ」の設定項目はありません。

そのため、

スマホでエントリー → トレーリングストップを設定 → スマホを閉じる

という使い方は、MT5スマホアプリだけではできません。

スマホだけならSLを手動で動かす方法がある

MT5スマホ版でも、利益を追いかけること自体は可能です。

方法は単純で、価格が利益方向へ動いたら自分でストップロスを変更する方法です。

例えば買いポジションなら、

エントリー

価格上昇

SLを建値付近まで上げる

さらに価格上昇

SLをさらに上げる

という操作を繰り返します。

これならスマホ版MT5でも可能です。

ただし、大きな欠点があります。

自分でチャートを見続けなければなりません。

仕事中や運転中、睡眠中などは当然操作できません。

急激に価格が動くGOLDなどでは、チャートを見ていない間に大きく上昇したあと、一気に戻ってしまうこともあります。

PC版MT5ならトレーリングストップを設定できる

PC版MT5にはトレーリングストップ機能があります。

保有ポジションにトレーリングストップを設定すると、価格が利益方向へ進んだ場合にストップロスを追従させることができます。

ただし、ここで覚えておきたいポイントがあります。

MT5標準のトレーリングストップは、ブローカーのサーバー上で動作する機能ではありません。

MT5を動かしている端末側で処理されます。

そのため、PC版MT5で標準トレーリングストップを利用する場合、基本的にMT5を起動しておく必要があります。

PCをシャットダウンしたりMT5を終了したりすると、トレーリングストップによるSLの追従も行われなくなります。

ただし、それまでに設定されたSL自体はブローカー側に残ります。

「スマホでエントリーして、あとは自動」にできないの?

ここで、

「スマホでエントリーだけして、その後の決済管理を自動化できないの?」

と思う人もいるでしょう。

これはEAを利用することで可能です。

例えば、

スマホ版MT5から裁量でエントリー

PCまたはVPSで稼働しているEAがポジションを監視

設定条件に達したら自動で決済管理

という仕組みにできます。

エントリーの判断は自分で行い、その後の管理だけをEAに任せる方法です。

トレーリングストップだけでなく損切りや建値決済も自動化できる

決済管理EAを利用すれば、トレーリングストップ以外の処理も自動化できます。

例えば、

損切り(SL)

一定の損失に達したら自動決済。

利益確定(TP)

設定した利益に達したら自動決済。

建値決済(BE)

一定以上の含み益になったら、損失が出ない位置まで決済ラインを移動。

トレーリングストップ(TS)

利益が伸びたら、その動きに合わせて決済ラインを追従。

時間決済

指定した時間になったらポジションを決済。

こうした処理を組み合わせることで、

「エントリーは自分、決済管理は自動」

というトレードが可能になります。

スマホでエントリーした後の決済管理を自動化する「CloseMan EA」

私は、こうした使い方を目的とした「CloseMan EA」というMT5用の決済管理EAを作成しました。

コンセプトはシンプルです。

スマホでエントリーした後は、自動で決済管理。

エントリーそのものを自動化するEAではありません。

相場を見て、

「ここから上がりそう」
「ここから下がりそう」

という判断とエントリーは自分で行います。

その後の、

・利益確定
・損切り
・建値決済
・トレーリングストップ
・時間決済

などをEAに任せます。

そのため、

「裁量トレードはしたい。でもエントリーした後、ずっとチャートを見続けるのは難しい」

という人向けのEAです。

スマホMT5+決済管理EAという使い方

スマホ版MT5は非常に便利です。

外出先でもチャートを見ることができ、その場でエントリーできます。

一方で、PC版と比べると使える機能には制限があります。

特にトレーリングストップを使いたい場合、スマホ版MT5単体では対応できません。

そこで、

スマホ=チャート確認・エントリー

EA=その後の決済管理

と役割を分ける方法があります。

すべてを自動売買にする必要はありません。

自分が判断したい部分は裁量で行い、面倒な管理だけを自動化する。

これもEAの使い方の一つです。

まとめ

MT5スマホ版では、ストップロスやテイクプロフィットの設定・変更はできますが、PC版MT5のような標準トレーリングストップ機能はありません。

スマホだけで利益を追いかける場合は、自分でSLを変更していく必要があります。

しかし、それでは常にチャートを確認しなければなりません。

PC版MT5の標準トレーリングストップやEAを利用すれば、自動で決済ラインを管理することができます。

特に、

「スマホで裁量エントリーした後は、決済を自動で管理したい」

という場合は、決済管理EAを利用する方法があります。

CloseMan EAは、そのような使い方を目的として作ったMT5専用EAです。

スマホでエントリーした後の損切り・利益確定・建値決済・トレーリングストップ・時間決済を自動化したい方は、以下をご覧ください。

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